ほとけさまのお話
2025/07/11 言葉のない絵本
絵本作家に安野光雅さんという方がいらっしゃいます。安野さんの絵本には『旅の絵本』など、言葉のない絵本が多くあります。そこにはいろんな思いがあるそうですが、ひとつにはこどもにかんがえる力をつけてほしいからだそうです。大人はこどもに絵本を読み聞かせるとき、なにか感動する話やメッセージがある物語を読ませがちです。しかし、言葉がない絵だけの絵本から、そこには何が描かれ、出てくる人は何を思っているのかをかんがえる力が育まれていくのだろうと思います。
仏教では他者を尊重するこころが大切にされます。それは自分勝手に生きるのではなく、みんなのしあわせを願っていくこころです。言葉のない絵本をみてそこに出てくる人がどんなひとなのかをかんがえるように、周りの人のこころを思いやれる心を育んでくださるのが仏さまのみ教えです。
副園長
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